名目
高性能なサプリメントだのビタミン剤だのを購入するわけでもないのに、
「栄養費」なんていう支出項目が成り立つのでしょうか。
高性能な浄水器をつけたりミネラルウォーターを購入するからといって、
「光熱水費」なんていう支出項目に含まれるのでしょうか。
名目なんて、本当に何でもいいのですね。
さあ、ここからどこへとんでゆこうか……。
2冊ほど読了。
まず、「他人を見下す若者たち」(速水敏彦=講談社現代新書)は、
「学問的な根拠が十分ではないが、現代社会における現象として提唱されるべき考え方」を
まとめた本。
最近だと「下流社会」がその最たる例でしょう。
こうした類の書物の多くが一過性の提案として終わってしまうのは、
それでどうすればよいのか、という視点からの展望が
ほとんど描かれないためではないでしょうか。
残念ながら、本書もその傾向から脱し切れておらず、「今一歩」という評価にとどまります。
一方、「インテリジェンス 武器なき戦争」(手嶋龍一・佐藤優=幻冬舎新書)は、
アメリカ同時多発テロをワシントンからレポートした元NHKワシントン支局長と、
外交官としてロシア事情に精通しながら、鈴木宗男問題に絡めて事実上
外務省から抹消された刑事被告人(彼は僕の愛読紙"SANKEI EXPRESS"にも
週一回の連載をもっています)による鼎談の形式を取った外交技術のイントロダクション。
権力の中枢がいかに巧妙な意志によってコントロールされているか、
その一端を垣間見ることのできる貴重な本です。
もちろん、大多数の市民にとって、彼らのいう「インテリジェンス」が日常生活に
どのように影響するのかはほとんど理解できませんし、もっと身近(あるいは即物的)な対応を
政治には求めがちです。
しかしながら、日本が独立した国家として存続しつづけるためにこういった活動が必要であり、
現に暗躍(決して悪い意味ではなく)している人がいるのだということを忘れてはならない、
そう感じました。
P.S.鈴木宗男といえば、昨年議員に返り咲いてから政府に対して質問趣意書を
大量に提出していることが一部で有名ですが、あいかわらずのようですよ。
さて、ここからが最大の難関。着脱の練習です。
どんなにまぶたをこじ開けようとしても、レンズの直径よりも目を広げた状態で
異物を目に近づけるということは、所詮僕にはできない芸当。
左目からトライ、……10分くらいで断念。
気分転換に右目に変えてみると、……やっぱり10分以上粘りましたがダメ。
店員のおねえさんもコンタクト着用なので、何度も何度もつけたりはずしたりしてもらって
それをじっくり観察しましたが、どうして指先から目玉にぴたっと吸い付くのかがわかりません。
目に近づけてみるといつの間にかレンズの角度が変わっていたり、
くっついた、と思っても瞬きをするとまっぷたつに折れ曲がってしまったり、
「これはもう、相当向いていないな」と自覚するのに十分でした。
業を煮やしたおねえさんは、「このレンズは大きめなのでもっと小さいレンズにしましょう」と
別の銘柄を持ち出しました。
確かに大きさが全然違う。最初からこっちを薦めてくれればいいのに、
と思いながら再度奮闘開始。
これが両目各数分後には入ったのです! パチパチパチ。
ところが、おねえさん曰く「初めての方には表面がつるつるすぎて取るのが難しいです」と
非情の宣告。その通りで全然つかみどころがなく取れません。
このレンズはおねえさんに取ってもらい、「仕方がないので大きさも取りやすさも中間のものを」
と3種類目のレンズに挑戦することになりました。
すでにサンプルのレンズを10セット近く浪費しています。まったく迷惑な客です。
そうして眼科に入ってからおよそ3時間後、
なんとか着脱に成功した僕はそそくさとその場を後にしたのでした。
フツー、こんなことにはならないんでしょうね。
つかれました…。
(※昨日からの続きです)
眼科とコンタクトレンズの大手チェーンの両方で受付を済ませると
(こんなこともとてもふしぎです)やがて裸眼で視力検査。
ほどなくショップの方に呼ばれ、問答無用で目に異物を挿入されます。
慣れるのに少し時間がかかりますが、度が合っているわけでもなく、
何をされているのかよくわからないまま時は過ぎてゆきます。
購入するレンズについて意向を問われ、毎日着用するつもりはないので1dayタイプを所望。
すると数種類の銘柄を紹介されますが、細かい違いなどわかるはずもなく、
どれも価格がほとんど同じなので推奨されるがままにレンズを決めてしまいました。
今使用しているメガネを渡し、矯正具合の確認。
すると今度は度の合っているレンズを入れられます。
怖いです。でも、確かによく見えます。
視力検査すると左右ともに1.2です。
なかなかの実力です。
…ところで、眼科に呼ばれません。
医者はこの危機的な状況から僕を救い出してくれないのでしょうか?
と思っていた矢先、ようやく呼び出しがかかりました。
でも、診察時間は10秒ほどでした。
まぶたを押され、引っ張られ、暗い部屋でLEDライトのようなものを目に近づけられ、
「問題ありません」で終了。
これだけで何千円(自己負担以外も含むと)も取られてしまうなんて、
とても悲しいです。
(※もう一日だけ続いちゃいます…)
あらかじめ申し上げておきますが、以下実話です。
僕には、先端恐怖症というのとはちょっと違うのですが、
目の近くに異物が接近するという状況に対する適応力がまったくありません。
たとえば、二十歳を過ぎるころにようやく目薬をさすことができるようになりましたが、
それも容器の先端(抽出口)を目の内側の切れ目に接触させて液を垂らし、
テキーラでも飲んだかのように頭をシャッフルして目の中を撹拌するという具合です。
目の汚れが薬品に影響を与えるのでこうした接触が禁止事項であることは
承知しているのですが、目玉にあの先端を近づけることなどとてもできたものではありません。
そんな僕が、とある個人的な事情、もしくは願望からコンタクトレンズをつけたいと思い、
およそ2年に渡る逡巡の末、ついに今日眼科へと足を踏み入れたのでした。
(※長くなるので明日に続きます…)
久々に、仕事からも離れたところで映画を見ました。
「ドリームガールズ」です。
いくら家庭のテレビがハイビジョンになろうとも、
Blu-Ray(こう表記するんですね)やらHD-DVDが普及しようとも、
5.1chのドルビーサウンドが楽しめようとも、
映画館のスクリーンよりも豪華な仕様になることはないので、
「わざわざ映画館まで行って1800円払って(確かに高い!)見る価値のある作品」
であればそうすべきなのでしょう。
それだけの価値はありましたね。
巷ではジェニファー・ハドソンのすごさが盛んに喧伝されていますし、
実際に相当の迫力を感じました。
と同時に、「ビヨンセはこんなにビューティだったっけ?」とも感じました。
舞台となった時代背景を反映したコケティッシュなスタイルがまたよいのです。
最近は映画と同じくらい音楽CDからも遠ざかっているので、
そちらもそろそろ復活させようかしらん。
めぐり合わせというはどうしたってふしぎなもので、
僕がはじめて自分の意志で「見たいっ!」と主張した映画のリメイク作品をめぐる
環境の周縁にかかわるなどとは一年以上前には想像もできませんでした。
同じように、さる取引先の方から
「○○があなたによろしくと言っていました」などと突然声をかけられ、
その人物が高校時代の同級生であったことにだってどうしようもなく驚きました。
大学に入学し、情報処理の授業で生まれて初めて電子メールなるものを送った相手が、
ある日突然「めざましテレビ」に出てきて歌手デビューしたことを特集されていたのには、
開いた口がふさがりませんでした。
何があるかわからないから世の中がおもしろい。
その通りだと思います。
ビジネスマンである以上は、仕事の面でもそういった経験をどんどんしていきたい-。
それが僕の「欲」です。