IC化。
来週からはいよいよPASMOも開始になるという今日この頃ですが、
電子マネーにとどまらず、
公的な身分証明書もどんどんICチップ内蔵型に変わってきています。
今日更新してきた運転免許証もそのひとつ。
全国順次導入ですが、東京都では今年に入ってからIC化されています。
免許証の「本籍」欄は印字されなくなり、4桁の数字からなる暗証番号を2種類
(実際には連続して入力するので8桁1種類に近いですが)専用の機械で設定します。
カードをかざして暗証番号を入力すると画面には免許証のスキャンデータのようなものが
表示され、本籍も載っています。一方で「住所」欄には「当面表示しないこととなっています」
という断り書き。
中途半端な運用にとどまりそうです。
おそらく次回更新時には暗証番号の入力を求められるのでしょうが、
3年や5年先のことですから、忘れてしまう人が続出しそうですね。
住民基本台帳ネットワークや、いわゆる「国民総背番号制」の導入の是非は
大いに議論されてしかるべきですが、中途半端な互換性に欠く電子化を進めるよりも、
情報の一元管理が可能な、安全かつ強固なシステムを早急に検討すべきだと
思うのは私だけでしょうか。
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